帯状疱疹の初期治療では、水ぶくれにばい菌がつくのを防ぐために、皮膚の清潔を保って、皮膚を保護することがまず第一です。これに加えて近年では、皮膚で帯状疱疹ウイルスが増殖するのを防ぐための薬ができました。皮膚の症状が悪化するのを、早い時期からこの薬を使うことにより防ぐことができ、傷痕も後に残るのを軽くなります。飲み薬や点滴による治療も皮膚の症状の悪化を防ぐことに有効です。症状にあわせた治療もこのほかに行われます。
隠れた病気の発見と、全身の治療のためには一番なのがまず安静ですので、初期治療として、ゆっくりと身体を休めるようにしましょう。不安や痛みが原因で眠れないときは、不安をおさえたり、安心して眠れるように痛みの治療に加えて、軽い飲み薬や座薬を使用することもあります。口の中にできた帯状疱疹や、帯状疱疹による痛みのために十分食事がとれないために、衰弱している患者さんには全身の栄養の改善も点滴などによって行います。最初の5日から一週間くらいの間は、初期の帯状疱疹には盛んにウィルスが増殖するので、ウィルスに対する抗生物質のような薬である抗ウィルス薬とよばれる薬を使ってこれを押さえるために使います。
患者さんの状態や、病気の程度などによって錠剤、顆粒の飲み薬や点滴注射を選んで使用します。またこの病気は体調が悪いときや、疲れがたまったりといった、免疫力が弱くなっているときにおきやすい病気ですので、思わぬ病気が帯状疱疹に罹った時には診察によって見つかることがあります。対する検査もそのためこれに必要になります。このほかにも、血液やビタミンの流れを良くするための神経の再生のために必要な薬や、炎症をおさえる為の薬も使用されます。赤い発疹であるぶつぶつが、幾つかまとまって神経に沿って皮膚にできる病気が帯状疱疹です。
その部分にたいていは激しい痛みがあります。2?3日のうちにぶつぶつは小さな水ぶくれとなり、一層痛みは強くなって、眠れないほどの痛みになることがあります。また、発熱するのもこの時期です。病院や医院で、帯状疱疹のウィルスに効果的な薬による適正な治療を早期に受けなければ、水ぶくれは広がり、そしてやがて熱をもってくるのです。傷口は水ぶくれの袋がやぶれると一面にただれたようになりますので、初期治療でしっかりとした治療を行わなければなりません。