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帯状疱疹の急性期と慢性期

帯状疱疹の痛みには、まず初めの急性期の痛みと、その後に起こる慢性期の痛みとの二通りあります。神経がはれて痛むものが急性期ですが、神経の傷が表面に残ってしまったことによる痛みが慢性期であります。この、神経の表面に残った傷は治すことがなかなか難しいものです。傷が神経に残ってしまって、生涯神経痛持ちになることがないように、しっかりと早期治療を行うことがなによりも大切です。ということは、その後の経過を急性期の治療が左右しますので、何よりも早期治療が大切なのです。まずは、ウイルスを撃退するお薬を中心として処方をします。最も急性期の治療が重要ですので、指示どおりに症状が軽くてもきちんと治療しましょう。

また、人の身体は痛みを感じている箇所の血のめぐりが非常に悪くなります。ですので、血のめぐりが悪いということは、傷の治りも悪くなることに関係してきますので、痛いと感じない状態を常に保つことが重要なのです。けっして、痛くても冷やさないでください。神経痛というものは冷やせば冷やすほどかえってひどくなります。使い捨てカイロの使用や入浴などをして温めることをおすすめします。

水疱瘡(みずぼうそう)と同じぶつぶつが、皮膚の表面に発症するとできますが、水疱瘡(みずぼうそう)と異なり、神経の走行や分布に沿って発疹ができます。多くの場合、神経の分布は帯状ですので「帯状疱疹」という名前がついているわけです。そして、ぶつぶつなのは水疱瘡(みずぼうそう)と同様のものですから、水疱瘡をまだやっていない赤ちゃんや子供たちには、 水疱瘡としてうつります。さらに、水ぶくれがやぶれて中からお汁が出るなどするので、非常にやっかいなものです。

布やガーゼを使って、もしも水ぶくれが破れたら軟膏をぬってそれでおおっておきましょう。水痘(水疱瘡)に小児期に感染し、病原体である水痘帯状疱疹ウイルスは水疱瘡が治癒しても密かに神経節に存在し続けています。その存在する場所は、脊髄後根神経節にある神経細胞の中です。三叉神経の場合では半月神経節になります。

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