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帯状疱疹の顔面神経

帯状疱疹が顔面神経にできると水ぶくれが耳の中にでき、強い痛みが耳の下の方に出るとともに、顔を動かしている神経が麻痺することから顔面神経麻痺をおこしてしまって、食事の時に汁が口からこぼれたり、目が閉じれなくなったり、顔がゆがんできてしまいます。目を開いたり閉じたり、顔の表情をつくっている筋肉に通っている神経が顔面神経であります。頭の骨の中にある狭いトンネルを顔面神経は通って、耳の下から現れて顔へ向かって分布すしている神経なのです。

他の病気が原因でも顔面神経麻痺と言うのは起きますが、帯状疱疹ウィルスにおこる顔面神経麻痺の症状は非常に強く、なかなか治りにくいので、専門家の治療をできるだけ早くから受けなければなりませんので要注意なのです。手や腕に出来る帯状疱疹のときは、神経は腕や手を取り巻くようにではなく、軸方向に手先へと肩から向かって走っているため、この箇所に出る帯状疱疹では、腕の軸に沿ってぶつぶつはかたまってできます。

人間の手は顔と並んで、とても密に神経が分布しているところですので、帯状疱疹がこの様な場所にできた場合はたいへん痛みが強く、神経痛が残りやすいところと言われています。お尻や足の帯状疱疹の場合は、神経は腕と同じ様に足でもだいたい軸方向に走っています。ですのでこの部位に出現する帯状疱疹も腕の軸に沿ってぶつぶつがかたまってできます。また、膀胱の方にもこの部位にきている神経の一部は分布しているので、たまに膀胱炎を起こす恐れもあります。帯状疱疹の治療の主な三つの治療方法は、全身の治療、皮膚の治療、痛みの治療と隠れた病気の発見です。

麻酔科における、局所麻酔剤を使用した神経ブロック療法が、痛みの治療の中心であります。帯状疱疹の治療のときに行われるブロックとは持続硬膜外ブロックと、星状神経節ブロックです。なんだか難しそうな名前ですが、持続硬膜外ブロックも星状神経節ブロックも最もよくペインクリニックで行われる治療法のですので、治療を安心して受けてください。ですが、残念ながら完全に神経痛を抑える治療法は、未だ確立されていないのです。

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